ロンドンは初体験。もともとブリティッシュ・ロック好きとしては訪れたい土地だったけど、今回それが叶ってしまった。
パリ北駅からユーロスターでロンドン。ユーロスターはドーバー海峡をわたってセントパンクラス駅に到着。パリと比べると表示や案内とか親切。というかわかりやすい。そのまま地下鉄の切符を買って、ホテルのあるセントポールまで地下鉄で向かう。ロンドンの地下鉄はとても利用しやすく、初めてだったのに何の問題もなくセントポールまで行くことが出来た。まあ基本英語だから楽だし、あと周りの人が話している内容が理解できるっていうのは結構大きい。
てくてく歩いてホテルにたどり着いてチェックインして、そのまま街を歩きがてらまずは一週間滞在用のSIMカードを手に入れるべく、ホテル近くの3のショップに行った。一週間いるんだけど不便にならないくらいのSIMカード欲しいんですけど、って言ったら、店のお兄ちゃんが「これで問題無いと思うよ」と言って出してくれたのをそのまま購入。近くでSIMを入れてAPを設定したら、そのまま問題なく開通。ラクラク。
そしてテムズ川沿いをタワー・ブリッジの方へ向かって散歩した。初ロンドン!
何しろ初めてなもので思い切り観光客並みの写真をとってしまう。何で水色なんだろうとか思いながらもタワー・ブリッジに見とれてしまった。かっこいいな。
やはりロンドンの街にはアストンマーチンがよく似合う。ついつい目が泳ぐ。
地下鉄に乗ってハイドパークへ。広くてゆったり過ごせる公園が多いっていうのはいいなー。白鳥がいたこのあたりは、インド系の人々がたくさんいらっしゃった。何でかわからないけど。
ロンドンといえばこのダブルデッカー。今回は乗らなかったんだけど一度は乗ってみたかった。とにかく街の至る所を走ってた覚えが。
滞在中はレストランとか外食はまったくと言っていいほどしなかった。ホールフーズとかで食べ物と飲み物買ったりしたけど、もっぱら近所のテスコばかり行ってた。テスコは自分でレジやるシステムで、あれは日本にも導入したらいいんじゃないかと思った。最初は戸惑ったけど一回やれば慣れるし。元ロンドン在住の人とかに「テスコなんか行かないよ普通」とか言われたけど、だって手軽なコンビニみたいのがそれしかなかったからしょうがないだろ。
それで突如食べたくなってしまったのがカップラーメン。似たものを買ってみた。
微妙な味だった。ううむ。カップヌードル偉大。
コッツウォルズへも足を伸ばした。何というか古風な感じで素晴らしい雰囲気。とてもEnglishって感じ。
続けてOxfordにも。かつて聖書翻訳者だったティンダルやウィクリフなどが在籍したOxford、当時は聖書を翻訳することは命にまで関わった。命がけで翻訳した人達。火炙りにされた殉教者もいたという歴史もある。同業ということで、この時代の聖書翻訳者に比べたら何と平和に仕事しているのかという。
当時の聖書翻訳者たちに敬意を込めて見学した。ハレー彗星を発見した小部屋もあった。とにかく歴史が深くて圧倒された。
ロンドンに来たらここへは必ず足を運びたかった場所。なんだかんだでThe Beatlesは偉大なので。
Abbey Road Studiosはファンから落書きされまくっていた。
アビーロードからの帰り、ビッグベンのところで地下鉄を降りてぶらぶら歩きながらホテルまで帰った。
最終日。この日の午後にユーロスターでパリへ戻る予定だったので、全然行けなかった大英博物館をちょこっと見物することにしたんだけど、1階のアッシリアとかエジプトとかロゼッタストーンとかあのへんの展示物を見るだけでお腹いっぱいになってしまったので最後のポンドをロゼッタストーンのマグカップを買って使いきった。お気に入りの仕事マグカップになってます。
ロンドン最後の地下鉄。マンションハウスからセントパンクラスまで。
セントパンクラスからユーロスターでパリへ戻る。また来たい街だった、今度はゆっくり。
というわけで人生初のロンドンだったんだが、第一印象としてはやはり何かにつけて「大英帝国」みたいなものを感じた…歴史の深さだったり建物だったり。とはいっても歴史を感じさせるものの中に突如モダンな建物が出現したり、とにかく人種が豊富であまり自分が外国人だと考えなくていいというような雰囲気も感じた。でも物価高い。高い…パリ編へ続く。