道具

たまたま見かけた「こだわりの道具」という言葉。
自分の場合はこんな感じだろうか…と思って集めてみた。あまりまじめに考えてはいないですが。

「Coffee」の文字が反転するコーヒーカップ。
マグカップが好きでいろいろ集めてるんだけどこれが一番好きなやつ。朝はこれでコーヒー飲んでる。9年前にパリに初めて行った時にマレの雑貨屋で買った。ほぼ10年落ちなのでかなり汚れているのでそのうち磨いで綺麗にしないと。

KindleはPaperWhite一択。初代の古いやつだけど、全然問題なく電子書籍ライフを送れている。検索できるから仕事の資料や辞書も最近はKindle本で購入することも増えた。それとスマートフォンはHTC（Desire EYE）。これはついこないだ新調した。この仕事をしていると、外出中に翻訳会社から打診があってその場で原稿ファイルを確認したり、文字数をカウントしたり、やむを得ず出先で納品したりといろいろあるんだけど、その際の強い味方がスマートフォンとなる。このモデルに変えるまでは16年という長きにわたってドコモユーザー。高校を出て次の年に懐かしのP156でケータイデビューした。まだそのころは携帯料金も大した金額じゃなかった、今から比べれば。それが今となっては毎月1万余裕で超える。最新のモデルを使えて何かあればすぐにショップの手厚いサポートを受けられるというメリット以外には特に大手キャリアを使用するメリットはないんじゃないかと思いついたのが先月のことで、だったらと職業病も手伝ってMVNOについて調べまくった。
個人的にはメインの仕事場である自宅でWi-Fi繋ぎっぱなしなんだから、外である程度繋がってくれればそれで問題なし。というわけでトントン拍子に脱ドコモ計画発動。問題は電話機。今まで使っていたXperia Z1はSIMロックは解除済みなんだけど、天下のドコモ様、どうやらGoogle Mapsを使うときにSPモードのサーバーにつなげるらしく、それをドコモ以外のキャリアのSIMカードでやろうとするとSPモード以外のサーバーにつながるのにかなりの時間がかかるらしい。この事象、去年ヨーロッパに行った時に確かに経験した。現地では「海外SIM入れてるし海外だから遅いのかな」程度にしか思わなかったんだけど、Google Mapsアプリでナビを使おうとすると現在地をつかむのに10数分かかった。ということで、新たに使う機種はSIMフリーモデルが良いということで、いろいろ考えた末、ずっと前から使いたかったHTCを買うことに。Amazonでたまたまやっていたセールで2割引きで購入。電話でMNPして、IIJの音声サービス付SIMカードに乗り換え。開通手続きをしてHTCの方に新しいSIMカードを挿入して、大体1時間半くらいで今まで使っていたドコモのSIMカードが使えなくなり、少し経ってからHTCのアンテナピクトが表示された。まだ一週間も経っていないけど、特に何の不便も感じない。HTE Desire EYEはプリインストールアプリもとても少なくて良い。今までみたいにキャリアが入れてくるごちゃごちゃとしたアプリ群もなくとても快適。外出先で大きなデータのやり取りさえしなければ、さすがにキャリアのネットワークに比べて少し遅いけど、個人的には問題ないレベル。
というわけでさくっと16年越しのお別れをドコモに告げた。オペレーターも「16年という長きにわたってNTT Docomoをご利用いただきありがとうございました」と営業ボイスで仰ってました。

Zippoのハンディウォーマー、これからの季節にまさにぴったり。北向きの我が作業部屋で仕事をしていると、本当に本当に指先まで冷たくて指がかじかんでタイピングができないくらいのことがある。1日のはじめにコーヒーを飲みながらこれに火を入れて温めてから仕事の合間に手指を温めると実に吉。一度火を入れると12時間以上、長い時で24時間位温かいまま。火を入れるのに少しコツがいるけどそれさえ会得してしまえばこっちのものなので、指先冷え性な人にはおすすめ。これに火を入れるためだけにタバコ吸わないのにZippoライターを持っているという。

メインPCです、これ。自分で組んだ。翻訳者にとってPCは命。つねにメンテして突然死等を防いでいる。1ヶ月に二回はエアブロアーでホコリを飛ばしてる。それだけでも全然違います。

キーボードはTopreのREALFORCE一択。少ない打鍵力で確実なタイピングを実現する。何より軽いタッチが気に入ってずっと使っている。FILCOとかの機械式も使ってたけどうるさい。これはカタカタっと小気味良い打鍵音で軽い力でうつことができるので個人的にはかなり気に入っている。これしか今後も使わないと思う。でも軽いので気が付いたら、画面上でddddddddddddddddddとかなってたりする。

かなり前からトラックボール派。ようやくずっと使いたいと思っていたKensingtonのスリムブレードを導入。Twitterでつぶやいたら、 @Uck_j さんが譲ってくれた。実に心優しい。感謝。使い心地は抜群です。それまでLogicoolの親指型トラックボールだったんだけど、こっちのほうが個人的には数倍使いやすいかと。

電子辞書、セイコーインスツルのSR-G9003。エンジニア向けコンテンツ満載のタイプで、エンジニアではないもののエンジニアが読み書きするような技術書類を訳したりすることの多い翻訳者の自分にとって大きな味方。いわゆる「海野さんの辞書」も入っていて、いまでもとても重宝している。が、セイコーインスツルは電子辞書事業から撤退。PCにインストールするLogoVista系の辞書を少しずつ揃えている。また戻ってきてくれないかなーと。

各種文房具。やたらシャーペンが多いが、まあそれはまぐれということで。たまっちゃったんですよ、なぜかシャーペンばかり。普段は万年筆使ったりする。あと鉛筆も。ここにあるのは自分の文房具チームのいわゆる一軍。あとは普段の雑多メモ・記録ようノートにモレスキンと、書きなぐりメモ用にポストイット。

各種専門辞典、辞書、専門書…と言いたいとこだけど、ここでフィーチャーしているのはニトリの本棚。手頃な値段で24カラム（って言うのか？）の大容量。足りない時には上置き書棚、またはこっちの一列少ない書棚を導入してもいいと思う。書棚は壁一面っていうのが憧れだったりするけど、相当の重さになるので賃貸暮らしの身としてはまあこれくらいでいいんですよ。

さて耳鼻科行ってこよう。まだまだゆるりと戦ってます…ふいー。