電話かメールか

打診や確認時の連絡方法についてなんですけどね。

基本的には取引のある翻訳会社さんほぼすべてがメールでしてきてくれます。そして個人的にはメールのほうがとても助かるんだよ。

っていうのも、電話だとどんな作業してても結局電話を取ることでその作業を中断させなきゃいけなくなるし、特に訳出中は頭の中あーでもないこーでもないとこねくり回しているから、一旦思考が翻訳から離れると、その作業に戻ったときに、色々意識して自分の頭の中をまた翻訳モードに戻さなきゃいけない。地味に、というよりも本当に疲れる。訳出作業が乗りに乗ったとき等に、作業中断を強いられる電話は本当に嫌になるし出たくない。でも仕事の電話だったらやはり出ないで放っていくわけにも行かず、出るしかない。しかも電話で「~文字で、いついつぐらいにできます?」とか言われると、えっと今日は*日だから、今やってる仕事はどう頑張っても明日にかかるので明日から手を付けるとなると少なくとも何日くらいかかるな…てなことを素早く頭の中で計算しなくちゃいけない。で、頭の中のカレンダーがいつもきちんと立ち上がるわけじゃないので、カレンダーをあわててデスクトップに開いて、片手に携帯持って耳に当てたまま納期計算をしてやれるかやれないかの判断をするっていうのはなかなかにストレスフルな話で。

メールだと(打診にしろ確認事項にしろ)、諸々自分で必要事項を確認してきちんと返事(返信)することができるし、移動中(特に車の運転時)なんかでも急いでどこかに車寄せて鳴り続けている電話を取ってあたふたっていうこともしなくて済む。要は、まあ多方面で語り尽くされている感あるけれど、電話って自分の作業・時間を中断して、その時点での自分リソースを電話対応にすべて当てなくちゃいけなくなるっていうことが問題であって、そして個人的にも電話はあまり好きじゃない(いや、大嫌い)というところなんだろうと思う。

一社、どんなときでも絶対にファーストコンタクトもその後の確認事項もすべて電話ベースっていうところがある。
まず電話で「これこれこういう内容、いついつまでにOK?」と来て、OKしたあとは依頼メールのあとにすぐさま電話で「メール見てもらえた?確認して?今すぐね?」と来る。納品したあとは普通にメールで受領連絡来るけど、その後の訳語や感覚とかニュアンスの確認は電話で来る。そういうものこそメールの方が良いと思うんだけど、必ず電話。日によっては3,4回くらい電話が来る。運転していようが食事していようが仕事していようがお構いなし。特に運転している時に来ると嫌なんだよね…まあ見えないので仕方ないんでしょうけど。さすがに3回も4回も来ると結構げんなりする。しかも遅い時間(夜10時とか)に来たりもする。その跳ねっ返りか、声や雰囲気にイラッと感が出ちゃっているような気がして自己嫌悪。察するに、電話のほうが確実だという判断なのだろう。その反面、監視されているようでとても落ち着かない。

でもこっちからすると、結構厳しい。先述のとおり、それまでやっている作業を中断する必要が出て来るし、思考中断の問題もあるし。まあそれでも最近は、この問題に対する対策を主体的にとらえると、作業中はサイレントモードもしくは電源切っちゃうっていう方法がいいんだろうなと思い始めてはいる。または、「メールのほうが電話より助かります」とか「メールのほうが確実です」とか言っておくっていうのも対策としてあり。運転中の電話に関しては、青歯ヘッドセットを導入するっていう方法もあるけど、何か結局は運転を阻害されてかつ危険な感じがして未導入。

まあいろんな方法があると思うけど、とにかくメールのほうが確実です、自分は。

って言おう。

Hatena Bookmark - 電話かメールか
Pocket
LINEで送る

3 thoughts on “電話かメールか”

  1. 暑いですねー。こっちフェーンでした。
    わたしも普通メールで来ます。たまに電話で来る会社もあったけど、おつきあいが長続きしませんでした。
    ところで、このブログわりと前からあるんですね。2013年の温泉でフグでテトロドトキシンというの(笑)読みました。
    海のもの(海の毒とか)は東北大のお家芸で、ご存知かもしれませんし喋ったことあるかもですが、もっと強力なマイトトキシンという毒があります。エピソード調べたら興味深いと思います。

    Reply
    • >Hiroko Yoshidaさん

      コメントありがとうございます。無事出来たようで何より(笑)。
      長続きしませんでしたか…もう一社、電話主体だったのがメール主体になったというところもあります。

      そうそうこのブログ、わりと前からあるのです…いつもありがとうございます。

      Reply
  2. 当方の場合に限ってかは分かりませんが、よほどでもない限り第一報が電話のところは諸々の対応もたいがいなのでお引き取りいただきたいところです。
    電話だと文字数と納期しか提示される情報がなくて原稿の内容も状態(ファイル形式)も分からずなので話にならないんですよ。会話してるはずなのにどうせこちらの声は何も聞いてくれないので。
    聞いてくれないというより質問の意味を理解できるリテラシーが期待できない相手に限って電話をよこすというか。
    中国語の原稿ってだけで内容がさっぱり分からないと最初から投げ出してるとか、客先に言われたまま右から左に伝えてくるだけで全く話が違うとかもう。
    着信拒否にしまくった会社もあります(別番号からかけられ続けていたちごっこ

    Reply

Leave a Comment

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.