ようやく新PCを組む状態が整ったので、頑張った。
去年の初冬あたりから、ちょこちょこパーツを買いためていたのだが、ようやっと組む気になりました。とその前に、旧メインPCで確定申告だけ済ませておこうとしたところ、いろいろめんどいことに巻き込まれたんだけど、それはまた後で書き留める。もうe-Taxは嫌い。
というわけでスペック。CPUはずっとIntelだったんだけど、今回Ryzenにしてみようと思い立ったので、Ryzen7にした。それを空冷で冷やすという、大丈夫か?という感じのアプローチ。ファンは虎徹。MBはGigabyteのB550のVision D。Gigabyteはリビジョン商法がうんたらかんたらいろいろありますが、個人的には特に気にしないのでOK。ストレージは、M.2の500GB。データ用SSDに、これまで使っていたもの+HDDを使うのでそれだけでOK。ケースはAntecのP82 Flow。コスパ良いらしいので。NZXTが好きだったんだけど、何か今までの白いのから抜け出ようと考えていたところにこの黒いケースが目に留まったので、それにした。グラボはRTX2060。昨今のグラボ供給不足の煽りをもろに喰らい、どのショップにも在庫がない。もう何でも良いよ!って言ってヤフオクに当たり散らかしていたときにちょうど体の良い物を見つけたので、それを購入した。
Ryzen7 5800を載せるには、マザーボードのBIOSを最新版にアップデートしなくてはいけないのだが、それはすでにやっておいた。Q-Flashなる機能で、電源を接続して最新BIOSをUSBメモリスティックに入れておいて該当のスロットに差し込み、Q-Flashボタンを押すだけで完了した。後でちょっと引っかかるんだけどね。
まずはCPUとファンから。方向に気を付けてCPUをセットする。
そしてファンを組み立てて、CPUにグリス(熊グリス)を塗ってからセット。
メモリ(32GB)を取り付けて、ケースにマザーボードを取り付ける。
マザーボードをケースに取り付けてから各コネクタや接続をはじめたんだけど、なかなか手が入らなかったりで結構難儀。なんとか済ませて、OSをインストールする前にBIOSの設定を開始しようと思い、いよいよ初めての通電。問題なくBIOS画面が立ち上がる。ここまで実にスムーズ。最近はとても楽ちんなのだな~なんて思いながら、適当にBIOS設定をする。OSのインストールを開始するためのメディアもすでに作成済みなので、ここでBoot順序を設定しようとしたら、なぜかUSBメディアが選択肢に出てこない。何回か再起動してもぜんぜん出てこず、このままでは詰んだか?と思ったのだが、もしかしたら最新のBIOSを当てたら直るかも?!と思い立ち、Gigabyteのサイトにスマホで飛ぶ。案の定、最新のBIOSがリリースされており、USB2.0のバグをフィックスしましたよと書かれていたので、ラップトップでダウンロードしてその場でBIOSをアップデート。すると、めでたくUEFIメディアが認識されるようになり、ようやくOSを入れられる状態になりました。
そしてWindowsのインストール。一応プロダクトIDを新調して前もって購入しておいた新規のWindowsのはずが、なぜかライセンス認証されない。Microsoftに電話してIVRでインストールIDを元にライセンス認証をトライしてもできなかった。中古店で購入したものだからだろうか、新品だったので購入したんだけどだめでした…正規品のはずなのに。となると、どうすれば良いのか調べる前に(本当の正規品を購入するくらいしか道は残されていなかったが)、新規インストールする際に「プロダクトIDはありません」を選んだらどうなるのかやってみようと思い、もう一度Windowsをインストール。要するに、これまで使っていたWindowsをそのまま再インストールする、という寸法である。ライセンス認証をどう通すのかは不明だったが、トライしてみた。「プロダクトIDはありません」を選択して、はたしてインストールプロセスはサクサク進んでいった。
もちろん、設定の「ライセンス認証」を開くと、「ライセンス認証されてないよ!」と出てくる。さてここからどうしようかと思っていると、「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」という部分を選択して、Microsoftアカウント認証を通したら、そのままライセンス認証されてしまいました。これまで使っていたWindowsをそのまま使う、という方法すんなり。以下に詳しく。
というわけで、こういうマイナートラブルはありましたが、ブルースクリーンとか起動しないとか、そういうクリティカルなトラブルにはまだ遭遇していない。比較的スムーズに運んだ。あと、虎徹、静か。全体的に静かに動いています。そしてサクサク。仕事で使うソフトやアプリ類もサクサク。Ryzen素晴らしい。自作なので、どんどんパーツ入れ替えられるのでそのあたりも良きですね。